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善意の餌やりのつもりが…

 

 

やせ細った野良猫ちゃんの姿を見るのは辛いものです。

しかし、だからと言って不妊手術を行っていない野良猫ちゃんへご飯をあげてしまうと、人間により、栄養状態が良くなった猫ちゃんは、出産を繰り返し、どんどん増えます。


お腹を空かせて可哀そうという、

善意のつもりのであげていたご飯が、

殺処分を招く悲しい結果となってしまうのです。

 

また、生ゴミの放置も栄養状態を良くする原因なります。

決して自然ではないのです。

もっとも残酷な「殺処分」という現実が、

野良猫ちゃんたちには迫っています。

実際に年間99,566頭もの猫が殺処分されています。

 

手間とお金を出してでも、

猫ちゃんたちに生きて欲しいという思いが

不妊手術運動(TNR)です。

 

不妊手術をしていない猫ちゃんへの

不用意な餌やりは

栄養状態が良くなり、

繁殖を繰り返します。

 

猫は交尾排卵動物です。

 

確実に妊娠して年に2〜3回出産を繰り返します。

善意のご飯が、殺処分を招く結果となってしまいます。

では、不妊手術を行ったら

ご飯を好きなだけあげていいのか?

これもまた違います。

不妊手術後は太りやすい体質になる子がほとんどです。

肥満は様々な病気を招きます。

また、ご飯の食べ残しなどは不衛生になり、

人にも動物にも病気をもたらす可能性が出てきます。

 

地域猫として迎え入れるのであれば

不妊手術を行い、適切な量のご飯で

トイレなども後片付けをし、

衛生を保ち地域住民の理解を得る必要があります。

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